SUUNTO VECTOR

広告

スント ベクター

普段使用している腕時計(TISSOTのT-Touch グリーンロゴ)にもコンパスや高度計が付いているのだが、山登りを始めたのでどうせならと以前使っていたプロトレック(WWFの白いやつ。型番不明)を引っ張り出してきた。しかし、ここ数年放っておいたせいで電池が無くなっていた。まぁ、電池交換すればいいやと思い、何気にネットでプロトレックの電池交換のことを調べたらなんと四千円もするらしい、期間も3週間かかるとのこと。。。う~ん、まぁ、新しいのを買うよりは安いよな、でも、、、、3週間も待たされるのは嫌だよな、というかまた取りにいかなきゃならないのが面倒くさいよな。じゃあ、まぁ、しばらくはT-Touchでいいか、という結論に達してから2日後、近くのアウトドアショップ(WILD-1)でSUUNTOのVECTORを見つけてしまった。この時計の存在は知ってはいたんだけど、機能はよくは知らなかった、というのも近所のヨドバシカメラではこの商品を健康補助グッズのように展示(自分の思いこみだと思いますが・・・)していたので自分には関係無いと思い、あまり詳しく見ていなかった。その時計がアウトドアショップに置いてあったので、よく見てみるとプロトレックと同じような機能を持っているらいいということが解り、俄然興味を抱いてしまった。その後ネットで調べること数日後の今日、ついにVECTORのレッド(写真参照)を購入してしまった。。。

でっかい文字盤(プロトレックのふたまわり位大きい)と自分で電池を交換することが出来る(そもそも最近のプロトレックは電池交換不要だけど)という些細な理由から購入に踏み切ってしまった。まぁ、数日調べたから衝動買いではないけど限りなくそれに近いものがある。で、実際にVECTORを手に取ってみるとやっぱりデカイ、プロトレックと並べてみてもその大きさはビックリするくらいデカイ。でも、軽い。腕時計をしているのを忘れてしまうくらいに軽い。特に最近は金属製の時計ばかりしていたせいもあるだろうけど、それにしても大きさの割にはかなり軽いんじゃないでしょうか。手に嵌めたときのフィット感も申し分なく、全くと言っていいほど違和感がない。

性能はまだわからないけど、機能はプロトレックとほぼ同じと言っていいでしょう。ちなにのこの時計、メーカーでは『リストップ コンピュータ』と呼んでいて、上位機種になると実際にPCと繋げてデータ(心拍数やウェイポイントの登録など)のやりとりが出来るらしい。まぁ、コンピュータなんて謳っているわけだからそれなりの機能があると思いますが、実際に山に入ってどういうふうに役に立つのか次回の山登りには同行させたいと思っています。でも、その前に使い方を覚えなければ・・・。

4年間使ってみて・・・(2010年1月30日追記)

アウトドアウォッチ

ベクターを購入して丸4年が過ぎました。
とくに浮気することもなく山登りにはずっとベクターを使用してきました。丹沢の低山から富士山、北岳、奥穂でも、ベクターはずっと一緒でした。
飛行機の中は地上より少し気圧が低くなると聞いて、このベクターの表示がどうなるかと気になって安定飛行時の気圧を見てみた。約800hPaで標高は2000メートル前後を表示してました。

そんなわけですでに手放せなくなってしまったわけだが、4年間使ってきた使用感などを書いてみたいと思います。

まず、電池は4年の間に一度だけ交換しました。このモデルは自分で電池交換を行えるのがウリです。基本的には電池交換パック(¥1,000前後)を購入して交換します。ただし、電池自体はボタンタイプの「CR 2430」なので普通の電気屋で購入可能ですが、純正の電池交換パックには電池の他に蓋とゴムパッキンが付いているので、純正品を使用したほうが良いかと思います。私も純正品を購入しました。

交換自体は簡単です。コインで裏蓋の一部を回すと簡単に外れます。あとは電池とゴムパッキンを交換して、蓋を閉めれば終わりです。防水性能も特に落ちたようには思いません。水に潜って使用したこと(もちろんそんな使い方はNGですが)はありませんが、屋久島の土砂降りの中を2日ほど歩きましたが、現在も元気に動いています。

こういった時計をしているとよく人からどの程度標高が正しく表示されるんだ? というような質問を受けますが、普通の状態では標高は平気で100メートルくらいは違って表示される時もあります。もし、自分のいる場所の正しい標高を知りたければ国土地理院発行の地形図を見ることをお勧めします。では、この時計に表示されている標高は何だ? というと単純に気圧から標高を計算しているに過ぎません。なので、自分のいる場所の正しい標高を表示させたければ、その場所の標高0メートル地点の気圧をベクターに教えてあげると、ほぼ正しい標高が表示されるはずです。しかし、そんなことは出来ません。では、どう使えばいいのかと言うと、標高が分かる場所で(普通は登山口など標高がある程度分かる場所で)標高を合わせる必要があります。すると大きく天気が崩れない(厳密に言うと大きく気圧の変化が無い)かぎりはほぼ正確な標高を表示し続けます。なので、こういった時計では標高が分かる場所でマメに合わせるという作業が必要になります。なので、実際にこの時計を使いこなすには、簡単に標高が合わせられるUIになっているかということも大きな問題になってきます。それでも、それば面倒だ! という方は高機能GPSを使用すると空が開けて見える限り、かなり正確な標高を表示してくれます。

まぁ、普通の気圧の時は補正しなくても結構正しい標高を表示されたりもします。1,000m前後の標高の山の山頂で±5mだったときもありました。

こういった特徴を理解して使うと結構使えると思います。よく、プロトレックとどっちがいい? なんて質問をされますが、私はプロトレックも使っていた時期もありましたが、ベクターを購入してからはずっとベクターを使っています。というのが答えです。えっ? 答えになってないですか?

スントベクターアップ
さすがに4年も使っていると傷だらけですね・・

広告

  • URLをコピーしました!
目次