トレッキングマスター検定(シルバー)実技講習(高尾山)

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「トレッキングマスター検定」とは、「NPO法人 日本トレッキング協会」が認定する資格でブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類あります。今回私が受けたのはシルバーコース(2007年12月2日の第一回目)です。主にブロンズは3月でシルバーは12月に行うことが多いみたいです。ちなみに2010年3月12日現在はゴールドの検定は行われていません。

ブロンズもシルバーも検定の申し込みを行うと「トレッキングマスターテキスト」というテキストが送られてきます。基本的にはこのテキストで自習を行い当日の集中講義を受けて検定試験に挑むのですが、私の場合は自習をほとんどしないままで当日を迎えてしまいました。集中講義があるのだからしっかり講義を聴けば大丈夫だろうと考えていましたが、これが間違いでした。集中講義ではテキストの内容はサラッと流す程度で、ほとんど講師の方々の楽しいお話が中心でした。そんなわけでこれから受験する方はしっかり自習していきましょう。

検定試験は、ブロンズは選択式なのでなんとなく理解している程度でもなんとかなるような気もしますが、シルバーは記述式です、正しく理解していないと解答するのは難しいと思います。しっかり自習していった方がよいと思います(えっ? お前が言うなって??)。

さて、検定試験が終わるとブロンズは終わりですが、シルバーは実技講習があります。私たちの場合は検定試験から実技講習まで一ヵ月半もの日にちが開いてしまいましたが、最近は続けて行われているようですね。未だに疑問なんですがこの実技講習は検定の合否と関係があるのでしょうかね? ちょっとそのあたりのことが分からないので詳細を書くことは控えさせて頂きます。なので、大雑把にどのようなことが行われたかだけ書きたいと思います。

当日は午前9時に高尾山口の駅(ケーブルカーの駅)前に集合しました。さすがに集中講義+検定試験から一ヵ月半も開いているので、5~60人位いた人も実技講習に参加したのは30人弱に減っていました。一応、実技講習に出なければ合格は無いと言われていたので、私もしっかり参加しました。

まず、5~6人でひとつのグループを作り、全部で5つのグループそれぞれに講師が付いて稲荷山コースで高尾山の山頂を目指します。その講師はポイントポイントで交代していき、全部で5人の講師がローテーションで付くことになります。私たちのグループは加藤則芳さん(常識・マナー)が最初の講師になりました。高尾山口駅を出発して、集中講義で話されたことやその他色々なお話を伺うことができ、あっという間に稲荷山に到着です。ここで私はレンジャーの有り方について加藤則芳さんに質問すると、海外のレンジャーの質の高さなどを熱く話していただきました。次の講師は越谷英雄さん(歩行技術)です。ここからも色々な楽しいお話を聞きながら高尾山山頂を巻いて富士見台園地に到着です。ここで再び講師交代で、次は講師は重廣恒夫さん(地図・コンパス)です。ここで、私は前回の集中講義で25000分の1の地形図に磁北線を書いておくように言われていたのをすっかり忘れしまいました。ごめんなさい。次に山頂でみんなで写真撮影を行い。お昼タイムです。私はいつものようにカップ麺とおにぎりでした。休憩が終わると薬王院に向かいその山門前で講師交代です。次の講師は田口克己さん(応急処置)です。ここからはなだらかな道を下って山の遊園地へ向かいそこで最後の講師交代です。次の講師は敷島悦朗さん(ロープワーク)です。どの講師の方もお話はとても面白く、実技講習をしているというよりも山の大先輩のお話を聞かせて頂いているといった感じで、時間はあっという間に過ぎていきました。最後に琵琶滝コースで高尾山口駅に戻り実技講習終了です。

大雑把でしたがこんな流れで実技講習が行われました。たくさん楽しいお話を聞かせて頂いたのですが、講習内容に触れる可能性もあるので、ここでは控えさせていただきます。はっきり言って検定に合格しなくても十分に満足が出来ると思います。特に講師の方々はその道では有名な方々ばかりなので、そんな方々と山歩きが出来るなんて夢のようでした。特に加藤則芳さんの「ジョン・ミューア・トレイルを行く」という本は私にとってのバイブルといっても過言ではないくらい何度も読み返している本なので、高尾山とは言え、一緒に歩くことが出来たのは夢のようです。

なお、今回は写真は無しです。というのも結構バタバタしていたのと、講師の方々のお話が面白くて写真を撮っているヒマが無かったからです。

【後日談…】

トレッキングマスター合格

そんなこんなで、検定の結果から申しますと「合格!」でした。しかし、合格の知らせが来るまでずいぶんと時間がかかりました。その間にトレッキングマスター検定ブロンズコース受験のお誘いのDMが来たりしたので、てっきり不合格なのだとあきらめかけていて、次はブロンズコースでも受験しようかと思っていた矢先に合格通知ががきました。今回の合格者は15名だったそうです。

目次

山行データ

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山行日2008年01月20日(日)
コース(スタート)高尾山口駅~稲荷山コース~稲荷山~富士見台園地~高尾山~薬王院~山の遊園地~琵琶滝コース~高尾山口駅(ゴール)
山名高尾山(599m)
キーワード
山域高尾エリア
累積標高(+)638m
歩行距離9.432km所要時間05時間01分
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